激流(下)Torrent2 -柴田よしき Yoshiki Shibata-

柴田よしきさん著の「激流(下)」を読んで一言。過去から流れ出てくる一本の流れ。その流れが答えが解明されていく中で登場人物に突きつけてくる現実、それは正に激流。

激流(下) -柴田よしき-

年末に読んだ激流(上)に引き続き(下)を読みました。

一言で言うと、めちゃくちゃ面白かった。です。

とにかく、読んでいてぞくぞくする本に出会うとは思いませんでした。
いわゆるサスペンス特有なのでしょうが、僕の好きなトリックミステリーではなかなか体験できない貴重な体験でした。

「激流」と表現されている、
過去から流れ出てくる一本の流れ。その流れが答えが解明されていく中で登場人物に突きつけてくる現実、それは正に激流でした。

最初から最後まで飽きることなく、むしろ心地よいほど物語にのめり込んでいけました。
人間描写も繊細で、登場人物に共感するところが多かったからでしょうか。

解説を書いている方も書かれていましたが、この小説は最高峰というにふさわしい
クオリティの作品だと思います。


激流(上) Torrent1 -柴田よしき Yoshiki Shibata-

柴田よしきさん著の「激流(上)」を読んで一言。暗く、気分が落ちていくようなダークサスペンス。ミステリー自体は重視されておらず、どちらかというと登場人物の生き様の描写が等身大で描かれている点が素晴らしい。

激流(上) -柴田よしき-

初めて読みました、柴田よしきさん作品。
サスペンスミステリー「激流」。

今年最後を締めくくるにふさわしい、暗く、気分が落ちていくようなダークサスペンス。
ミステリー自体は重視されておらず、
どちらかというと登場人物の生き様の描写が等身大で描かれていてすばらしいです。

人間は過去にトラウマや後ろめたさを抱えながら現在を生きている人が多いと思います。
ミステリーの中に、様々な人間ドラマがあって、その人間くささがなんとも言えず心地いい作品です。

暗い話で少し鬱に入りたい、という要望を聞いて紹介してくれた友人に感謝です。
下巻も楽しみです。