週刊「夏野総研」Vol77~79 【その狙いはどこにある!? メッセージアプリ買収合戦の真意】他を読んで

購読している「夏野総研」のビジネス分析は勉強になります。

今回(発刊的には前回)は少し前に何社か買収や買収憶測を生んだ”メッセージアプリ”とそれを取り巻く企業の戦略についてでした。

日本ではあまりなじみの無い、世界最大級のユーザーを持つWhatsAppを巨額の金額で買収したFacebook、
こちらも日本ではなじみが薄い(僕は昔使ってましたが)Viberを買収した楽天、
実現すればちょっと考えただけでも巨大な可能性を秘めるだろうLINEとソフトバンクの可能性、
そして圧倒的なユーザーベースをもつGoogleとの競争はどうなのか!?

最近LINEの登録者数は4億人を超えた、なんてニュースもありましたし、
自分もLINEを使いだして思うのですが、本当に便利です。
携帯メールをほとんど使わなくなりました。メッセージアプリは携帯メールを進化させたものの様に感じる。
使ってなかった期間の自分がアホみたい。

企業側にとっても、
今までキャリアや、Webメールのような一部企業のみが莫大な資金を投入して作っていたコミュニケーションツールに対し、
アプリを開発する事によって、自分たちも顧客獲得が容易に出来るようになったし、そのツール自体も収益を生み出す仕組みと出来るので、メリットは大きいと思う。

そして、そのメッセージアプリも、融合する企業が違えば、戦略も違ってくる、というのが見えてとても面白かった。

あのウォーレンバフェットも買収による多悪化や、シナジーを生み出さない多くの買収に対して否定的だ。
それほど、買収によるシナジーを生み出す買収を出来る企業(経営者)は少ないのだろう。
その中でシナジーを生み出せる買収は、企業を飛躍的に発展させるものである事も間違いない事だ。

だからこそ、買収を含む戦略等のビジネス分析を投資先企業分析の為にも夏野総研のQ&Aに載っていた3つのキーポイントを使って、僕も出来るようになろうと思う。

と、いうことで早速1個。

Facebookが先頃買収を発表したOculus(オキュラス)だけど、あれによって人とのやり取りがよりリアルにバーチャル化されれば、ネットお見合いとかに応用されて、「出会いが無いんです〜」等という言い訳も少なくなるだろうと思う。
下手すると企業の遠隔会議とか今テレビ会議システム等で2D画像でやっているところを3D動画でとりこんで、人と人との遠隔コミュニケーション分野が相当活性化するという意味では、将来性のある買収をしたのではないかと考えている。

正直、これを楽天が買収した、となると、今の僕の想像力では、
無店舗商店が自社の商品のCMに使う
とか、
楽天とのコンサルタント会議をバーチャル化する
とか、
全く関係のない新たな分野として単独で利益を狙っていく
くらいしかパッと思いつかない。

買収による企業間のシナジーは、簡単なようで難しい。


週刊『夏野総研』vol.076【“内部留保3兆円”企業が事業を売却するという摩訶不思議】を読んで一言

よく考えたらメルマガも読んだら感想が浮かぶよな、という事で今週から(先週の記事ですが。。。)夏野剛さんの週刊「夏野総研」も、読んで一言をブログで述べて行きたいと思います。
(対象はビジネス分析の所のみです。有料メルマガですから、もちろん、内容もほとんど伏せます。)

有料メルマガは今のところ、

  • 夏野剛さんの週刊「夏野総研」
  • 堀江貴文さんの堀江貴文のブログでは言えない話

を購読していて、
藤沢数希さんの週刊金融日記は今はお休み、高城剛さんの高城未来研究所「Future Report」は将来的に購読したいメルマガという事になります。

さて、話はだいぶそれましたが、本題へ。

今週は内部留保3兆円の企業が売却したある事業についての分析第二回目。
まあ、最近起こった事業売却で世の中が驚いたもので、内部留保3兆円も持っている大企業と言えばソニー、そしてVAIO事業である事はわかるかと思います。

今回の分析で述べられている事、それは「事業を売却する」という事の意味です。
売る側がいるという事は、買う側がいて、買う側はもちろん買うメリットがあるから買うわけで、、、

もちろん、この売却からソニーが得られるものがソニーの将来につながっているのであればいいのだが、短期間の利益確保の為であれば、残念であると言わざるを得ない。

個人的にもPCというのは、これからも無くならないと思っているし、インターネット環境につながり、いろんなものとつながるI/Oデバイスとしては必要不可欠な要素だと思っている。

せっかく売却するなら、個人的にはLenovoに買ってほしかったが、IBMからサーバーを、Googleからスマホを買収する事を発表した後だったので、タイミング的にあれ以上のお金を出す事も難しかっただろうし、残念でならない。

僕はこの2つの売却劇と、今回のソニーの売却劇には、大きな違いがあると思う。

スマホ事業に注力していくという発表があったが、それであれば寧ろPCはシナジーを生むデバイスではないかと思っている。
つまり、ソニーが一体何の為に、VAIO事業を売却したのか全く謎なのだ。

家に一つもソニー製品がないのにおこがましいが、10年後にこの売却がソニー再復活の狼煙だった、と言えている事を日本人として切に願っている。