OUT(下) -桐野夏生 Natsuo Kirino-

桐野夏生さん著の「OUT(下)」を読んで一言。人は何を考え、そしてどこにたどり着きたいのか?それは自分にしかわからないこと。そしてもしそれを共有できる相手がいたら、それは幸せかもしれないし不幸かもしれない、それも自分次第。

OUT(下) -桐野夏生-

桐野夏生さん著のサスペンス小説、「OUT(下)」。
上巻の感想文で、どうなっていくのか・・・?と楽しみにしていましたが、
想像以上にOUTに行ってしまいました。正直想像を度外視した展開でした。

前回感想でOUTを一つのように書いたが、実際は2つのOUTでしたね。
それも、OUTから一度は戻ってこようとしていたのに、戻れなくて、
いや最初のOUTに巻き込まれていくOUT、そんな感じでした。

人は何を考え、そしてどこにたどり着きたいのか?それは自分にしかわからないこと。
そしてもしそれを共有できる相手がいたら、それは幸せかもしれないし不幸かもしれない、それも自分次第。
それを感じれる作品です。

この物語は、ドラマや映画になったみたいですが、どうやって描写したのか非常に気になります。
それほど、小説での描写はリアリティがあってある意味暴力的な印象を持ちました。


OUT(上) -桐野夏生 Natsuo Kirino-

桐野夏生さん著の「OUT」を読んで一言。ごくありふれた主婦が起こした殺人を皮切りに、ありふれた日常から開放されていく様のOUTと、その事件に巻き込まれ、立ち直れそうな人生を変えられたOUTを生きてきた男の2つのOUTを描いている作品。

OUT(上) -桐野夏生-

初めて読む桐野夏生さん著の「OUT」。

内容はごくありふれた主婦が起こした殺人を皮切りに、ありふれた日常から開放されていく様のOUTと、
その事件に巻き込まれ、立ち直れそうな人生を変えられたOUTを生きてきた男の2つのOUTを描いている作品じゃないかと思います。

この2つが浮き彫りになり、それぞれが1つの出来事としてつながっていく手前までが上巻です。
人物設定、事件設定が、現実社会でありえる内容なので、リアリティがあって読み応えがあります。

「人生どうしても思い通りにならないものがある、それが運命だ。」という言葉が印象的でした。

途中で知ったのですが、この作品は田中美佐子さん主演でテレビドラマ、原田美枝子さん主演で映画化もされた作品なんですね。

この後下巻では、この物語が1つになって、どんな結末を迎えるのか、楽しみです。