2035年の世界 ー高城剛ー

2035年の世界 ー高城剛ー

最近立て続けに高城さんの著書を読んでおりますが、たまたまです。
でも、惹かれるタイトルが多いのもまた事実だったりします。

2035年の世界。

面白そうじゃ無いですか?実際読んでみたら面白かったです。
相変わらずその知見の広さには驚かされますし、勉強になります。

今を読み解き、そこから2035年というピンポイントな時代がどうなっているかを予想する。
もちろん、時間軸を決めずに将来こうなるだろう、という予想は立てられますが、
2035年というピンポイントなタイミングでどうなる?という予想をするのは簡単ではないと思います。

本の中に出てくる先見のうち、きっといくつかは当たるでしょう、そしていくつかは外れるでしょう。

何れにしても今の革新のスピードであれば、2035年は今では想像もつかない世界になっている事は十分に考えられます。
それをイメージしてわくわくするにはもってこいの一冊だと思います。

あー、どの分野に投資しようかな。


税金を払わない巨大企業 ー富岡幸雄ー

税金を払わない巨大企業 ー富岡幸雄ー

消費税増税、相続税控除額減少など、国は減少する税収をなんとか増やすべく色々画策しておりますね。

それに反するように(建前は、税率を減らす事で企業誘致、流出防止)、法人税の法定税率(一般には実効税率と呼ばれる「法人税」、「法人住民税」、「法人事業税」の合計)はこれから20%台まで下げると宣言しています。(今は東京都なら35%強)

僕は昔から法人と言えばとにかく節税をして法定税率以下の税金しか払っていないイメージがありますが、節税スキームを提案する側になって感じる事は、節税をして利益を払っていない企業というのは大企業に多く、中小企業の多くは赤字だったり、細作するすべを持っていなかったりするわけです。

僕はスキームを持つモノが、それを使って合法的に対策をして利益を圧縮し、それを株主や会社の更なる発展につなげる事はいい事だと思っていますが、法人税減税によって、税収が下がってしまった場合は、そのツケは今の個人か、もしくは将来の個人に来るわけで、法人税は回り回って自分の生活に直結する重要な事なわけです。

と、いうことで企業の税について学ぶ事は面白いですよ。
1つだけ記事にしようと思いますが、あの業態って、そういう意味があるんだな〜って、とても勉強になりました。
税金は勉強すると面白いし、法人個人ともにお役に立てるので継続して勉強したいと思います。


世界はすでに破綻しているのか? ー高城剛ー

世界はすでに破綻しているのか? ー高城剛ー

日本の財政破綻が騒がれ始めてからはや数年。
今も様々な人が、様々な未来を口にしていますが、正直将来の事等誰にも分からんというのが本当の所だと思います。

でも、肌で感じる今の日本が、前向きに進んでいるように感じないのは僕だけでしょうか?

僕は日本という国の財政が破綻する可能性はまだ低いと思っています。
でも、それと引き換えにいつの日か国民の生活が破綻する可能性はあると思っています。

どのような形で訪れるかは分かりません。
かの有名なジョージソロス氏の仕掛けたポンド売りからのポンド危機や、同じようにヘッジファンドが仕掛けた売りから始まったアジア通貨危機のように、昨日まで平穏だったのに、今日いきなり訪れるかもしれません。

破綻してから学んでも遅いかもしれません。(何度も破綻したくないし)
ならば、他国の事例をヒントにして動き出す必要があるのではないでしょうか。
結構たくさんの国が破綻しているのだなぁと思いながら、その破綻した国々の特徴を読んでいると、日本に共通する所、共通しない所、色々な事例が書いてありました。

もし、日本が経済破綻した場合どのような事が起こる可能性があるのか?
その時までに何を準備しておけばいいのか。

今のところ、僕がやっている事提案している事は方向性としては合っているようです。


投資家が「お金」よりも大切にしていること ー藤野英人ー

投資家が「お金」よりも大切にしていること ー藤野英人ー

ひふみ投信で有名なレオス・キャピタルワークスの創設者かつファンドマネージャである藤野英人氏の著書。

家に積み置きされていて、一体誰から薦められたのか全く覚えていないのですが、良書であると断ずるに疑いの余地がない事は間違いないと思います。

僕は常日頃から、お金を稼ぐという事は世の中にそれだけの価値を提供した結果であると思っていますし、お金を使うという事はそれだけの経験を世の中から得るという事だと思っています。
なので、いっぱい稼いで、いっぱい増やして、いっぱい使いたいと思っています。

そして、正面切って「世の中お金じゃないんだ」、という人の価値観があんまり理解出来ないタイプです。

本著はタイトルの通り、お金を稼いで生活をしている人(著者)が「お金」よりもたいせつにしていること、について述べているわけですが、それは社会一般に言われる美徳よりも、投資、経済、お金の本質を捉えていると感じますし、共感する部分も多いですが、耳が痛い部分も多々あるわけです。

以前に紹介して、本著でもちらっと出て来た「経済ってそういうことだったのか会議 ―佐藤雅彦、竹中平蔵―」、こちらが経済の仕組みを纏めた物に対して、本著はその仕組みを理解し扱うに際して大切にするべきことについて書いてあると思います。

この本で
・お金を稼ぐという事
・経済と自分とのつながり
・投資するという事
・日本人のお金に対する価値観
このあたりについて、再度自分の立ち位置を認識し、そしてそれに変化をもたらす事が出来る人が多いのではないかと思います。

僕は、この本を読んで、改めて「お金」という概念を通じて世の中とつながって行きたいと感じました。

あと、個人的にグローバリゼーション歓迎派でもあるのですが、何故それが必要なのか?と考えているかのひとつが上手に書かれていて勉強になりました。


LOVE理論 ー水野敬也ー

LOVE理論 ー水野敬也ー

実は恋愛指南本的な本を読むの初めてだったのですが、何故かこの本を同時期に多数の人から薦められたので読む事にしたのがきっかけです。
ちなみに、薦めてくれた人のうち、1人は作者の水野敬也さんと会った事がありました。余談です。

一言で言うととても面白かったです。
内容もそうなのですが、というよりも書き方、表現が、です。著者も作中でそこを意識したと書いていましたがそのとおりでした。

特に著者が自身の恋愛塾の塾生等に対する怒りを破壊衝動で表現している場面にはその表現と場面を想像して毎回笑ってしまいました。自分のS加減にちょっと嫌悪感。

肝心の指南内容については、
「へー、そうなんや」
「そうそう、そうなんだよね」
「それはやりすぎやろ」
の、大体3つに分かれました。著者からしたら、そこが僕の恋愛力になるのでしょうか。

内容によっては恋愛だけじゃなく、仕事やその他の場面でも十分使える内容もあって勉強になったので必要に応じて実践して行こうと思います。

もちろんモテたいので実践するのですが、読んでいて逆に実践しなければモテないという事なので、その両方を使い分けられたら一番いいなぁなんて考えておりました。
こんな発言をすると、「また、こいつは。。。」的な白い目で見られるのでしょうが、仕方ありません。

と、言う事でこの本を薦めてくれた人達は、ほぼほぼそういうのに長けている人達、という事でございます。

あ、一応作者の方は非常に有名な本を書いている人で、それが

これです。これドラマにもなってましたよね。
ちょっとこの2冊には内容にギャップがありますが、それだけ多才だということでしょう。
こっちも途中まで読んだ事がありますが、どことなく文章の書き方に共通点があるように感じました。

と、いう事でその分野に長けている人がおススメする指南書です。
恋愛力を上げたい人は是非読んで実践してみてはいかがでしょうか(笑)


刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話  ー堀江貴文ー

刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話  ー堀江貴文ー


ご存知の方も多いですが、元ライブドア社長の実業家、堀江貴文氏は金融商品取引法違反で2年を超える実刑判決を受けて刑務所に収監されていました。

収監されている刑期の間も、刑務所なう。という本を出版する等、世の中とのつながりを持っていたわけですが、晴れて刑期を終えていくつかの制約はあるものの自由のみとなった今、刑期中の制限を無くした状態で書いたのがこの本。

よって、よりリアルな塀の向こうを固い言葉ではなく、ある程度くだけた文章で知る事が出来るのではないかという知識欲と、Amazonのタイムセールで激安だったので迷わず購入してみました。

刑務所でのお勤めと言えば、そうとう厳しいイメージしか無かったのだが、この本を読んでそのイメージは少し変わったと言えます。

と、いってももちろん実刑を受けた人が収監させれて更生する施設なので厳しい事には変わりがないのだが、想像以上に普通の生活な部分もあるんだな、というのが素直な感想。
TVを見るとか、お菓子を食べれるとか、全くそういう機会もなくてただひたすらにお勤めの日々かと思っていました。

どうやら肉体的にというよりは、精神的な部分で辛い部分が多い模様。それを凄く感じられた。
そりゃ、今までの当たり前がいきなり変化すれば、誰でもそれを簡単に受入れられないし、精神的にも参ってしまう事だろう。

もちろん、当たり前だが刑務所のお世話になる予定は全くない。
しかし、世の中は自分が思っている以上に複雑なわけで、いつ自分が塀の向こうに収監されるかわかったものではない。

と言う事で何気無しに読んでみましたが、改めて刑務所に入るような事はしないでおこうと思いました。

やっぱり、出来る限り自由である、というのがいいですね。


日本滅亡 -北野慶 (Kei Kitano)ー

日本滅亡 -北野慶 (Kei Kitano)ー

AmazonのKindleストアの無料TOP100の10位に入っていたのと、ちょっと面白そうなタイトルだったから、という理由で何気なくダウンロードして読みました。

最初タイトルの意味も分からず、表紙の絵の意図する所もわからず(見ず)。そして何より、作者の事もわからず。

内容は、つまるところ反原発主義者による南海トラフ大地震から原発が未曾有の大爆発を起こした、という想定のもとでのノンフィクション小説。

読みだしてすぐに反原発主義者が書いたものだとわかる内容でしたが、南海トラフ大地震から原発が大爆発を起こすかは別にして、それをもとに繰り広げられる物語はとてもリアリティを感じる部分もあり一気に読み耽ってしまいました。おかげで寝不足です。

僕自身は、国の経済事情、エネルギー事情、そして環境事情を含めて原発推進派側の考えのほうが共感をする部分が多いのですが、もちろん原発が暴走した場合の問題については考えないといけない部分であると思っていますし、反原発派は有事の際に発生する放射能汚染問題を必ず問題提起してくるという事も理解しています。

もちろん、一方に偏った意見のみを取り入れて、自分に不都合な意見を取り入れない、という考え方は僕としては非常に危険であると考えているので、この本を内容も知らずに(実際、経済本か?とも思っていたくらいなので)手に取ったことは、そういう意味でも自分にとってプラスだったと思います。

自分と同調する意見だけを受け入れるのではなく、自分と反対の意見にも耳を傾ける。
そして、自分の意見を持っている人は、それをどんな形でもいいから発信してみる、という事が大切なのかもしれないな、と感じました。

自費出版なのか、誤字脱字は多いです(笑)
また、そこがいいなと思ったのですが。