投資詐欺撲滅委員会 ー投資詐欺の見分け方 その10 固定利回り保証ー

世の中にはたくさんの投資案件があって、もちろんいい案件もあれば詐欺的な案件もあるし、実際に詐欺案件も多い。

僕がつながりのある投資詐欺撲滅委員会でも日々
・すすめられた投資案件が大丈夫なのか?
・すでにやっている投資案件は続けていても大丈夫なのだろうか?
など、クライアントからの様々な不安や、疑問、相談に対して調査を行い、絶大なる支持を得ている。

そんな投資詐欺撲滅委員会に寄せられた相談を元に、詐欺の手口、特徴等実例も踏まえながら投資詐欺の見分け方を勉強していきたいと思う。

今回は、固定利回り保証の投資案件について。

誰もが聞いた事がありますし、投資してみたいと思いますよね、「利回り5%固定保証します!」って言われたら。

でも待ってください。

世の中で”利回りが固定なもの”、あなたはいくつ挙げられますか?

‥‥

僕は、生命保険の学資保険、銀行の定期預金、パッと挙げるとするとそれくらいですかね。
後、逆に住宅ローンの固定金利くらいでしょうか。

意外と多くないんですよね、利回りを保証している金融商品って。
生命保険だって、支払う保険料総額によって利回りは変動しますし、あの預貯金だって金融機関が自由に決める事が出来ます。

なのに、何故か僕たちは「利回りを月利1%保証します。」って言われると心が動いてしまうのです。

人間とは何とも強欲かつ臆病な生き物です。
臆病なので固定利回りに安心し、高い利回り数字に心が動いてしまうのです。

固定利回りだというのなら、その利回りを保証する根拠を確認しましょう。

例えば、
10%の利息で企業にお金を貸して、そのうち5%を手数料としてひいて5%があなたの取り分です、と言われたら理屈上は成り立ちます。
(このケースは、別の問題が発生してしまいますが)

実例を僕の記憶の中で挙げるなら、MRIインターナショナル社が運用資金の大半を実は既に消失してしまっていたという話。

この業者も関東財務局に金融商品取引業者として登録して活動をしていました。

取扱商品は、アメリカの医療機関が保険会社に診療報酬を請求する権利(診療報酬請求債権)などを買い取って回収する「MARS投資」というファクタリング事業運用で、元本確保型(元本保証ではなく)で運用額に応じて年利6.0〜8.5%での運用が可能であると宣伝していました(インターネットのバナー広告でよく見かけてました)。

結局、この債券も大きな変動はないものの安定しているわけでもなく、さらにこれほど高利回りな訳が無いのです。

しかも運用について「独自ノウハウで、、、」として投資家からみて運用の実態が全くわからない構造になっていました。

ちなみに、この案件は日本支店の従業員の方々も投資をされていたそうで、前に記事にした事例にも当てはまるわけです。
更には当局に登録している業者であっても安心出来ないという事例にも当てはまり。。。

説明を聞いて、あなたが納得したならば自己責任で投資すればいいと思いますが、基本的に高い固定利回りをうたう商品に僕は投資したいと思いません。


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