生命保険の隣接業界の保険制度 ー実は民間の保険より使い勝手がいい!?ー

国や地方自治体による社会保障ではなく、民間の保険会社が提供する生命保険契約には、生命保険業界以外の業界が提供する保障制度もある。もちろん、最大の保険制度は社会保障である事に違いは無い。
たぶん有名なのはJA共済とか、こくみん共済、全労済とかじゃないかと思うけど、似たようで実はぜんぜん違ったりする。
その辺をいくつか紹介したいと思います。

1.万一の場合の生活保障を目的とした制度

JA共済の生命共済
農林水産省の監督の下、原則として農協(JA)の組合員とその家族を対象にしている共済で、民間の生命保険の終身保険や定期保険特約付終身保険に相当する終身共済などがある。
こくみん共済・各都道府県民共済
厚生労働省の監督の下、組合員を対象に普及推進されており、無診査、原則として小口の死亡保障に各種特約が付加されるもの。原則として掛金は年齢・性別に関係なく一律で、1年更新の掛け捨てとなる。ちなみに、毎年の決算で余剰が出れば割戻金として返される。
小額短期保険
生命保険も損害保険も取り扱えるが、生命保険の商品で取り扱えるのは、死亡保険・医療保険とも保険期間は1年で、年金金額は1人の被保険者について一定の範囲内で、かつ、総額1000万円以下(複数契約合算)。なお、生命保険契約者保護機構の対象外だ。
損害保険
火災保険・自動車保険など、主としてモノに関する保険を扱うが、所得保障保険や傷害保険のように人に関する補償を行うものもある。

2.老後の生活保障を目的とした制度

JA共済の年金共済
原則として農協(JA)の組合員及びその家族の老後生活を保障することを目的とし、年金の種類には終身年金タイプと定期年金タイプがある。
全労済の年金共済
生涯にわたって年金を受け取れる終身年金プランと一定期間年金を受け取れる確定年金プランの2タイプがある。
その他の年金商品
銀行や証券会社の年金型商品、および損害保険業界の年金払積立傷害保険等がある。

一言

と、いうことでいわゆる生命保険専業の民間企業が提供する生命保険以外の業界の保険商品でした。生命保険業界は、これら競合業界商品との競争の中で戦っているわけです。実は民間の生命保険よりも人によっては使い勝手のいいものもあるので、保険加入の際には検討してみてもいいと思う。


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